「NISAを始めようと思ってるんだけど、ネットで人気の楽天証券とSBI証券のどちらで始めた方が良いのか分からない…」そんな風に悩んでませんか?本記事を読むと
「SBI証券と楽天証券のどちらで始めれば良いのか」
「両社を使い分けるポイント」
が分かります。
両者を使って感じた事を含めて徹底比較!
\ はこパパです /
- 投資歴16年 3000万円運用中
- 難しい投資はキライ!シンプル is Best!
- インスタで100人以上の悩みに回答
- 6人家族ふたご育児中
始めに結論
選ぶにあたって、抑えておきたい項目をまとめました。
ちなみに🔰マークは初心者でも関係ある部分。
投資をより楽しみたい人は🔰マーク以外を良くチェックしてね!
🔰口座開設数 | 1,100万口座 | 1,200万口座 |
🔰投資信託の豊富さ | 2,556本 | 2,576本 |
🔰操作性・見やすさ | 最高 | 分かりづらい |
🔰クレカ積立 | 楽天カード | 三井住友カード |
🔰使える・貯まる ポイント | 楽天ポイント | Pontaポイント dポイント JALポイント PayPayポイント | Vポイント
🔰投信保有ポイント | 一部商品のみ | ほぼ全商品対応 |
🔰投資信託の 定期売却サービス | 定率 期間指定 | 定額NISA非対応 | 定額
🔰銀行との連携 | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 SBI新生銀行 |
🔰iDeCo 商品の魅力 | 少し微妙 | 最高 |
🔰投資情報サービス | 日経テレコン | 無料のマネー本ー |
手数料の安さ | 業界最低水準 | 業界最低水準 |
1株から買える銘柄数 | 1,775 | 約3,500 |
オリジナル 投資信託の魅力 | ||
IPO投資 (2023年実績) | 61社 | 91社 |
ロボアドバイザー | 楽ラップ らくらく投資 | SBIラップ |
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
どちらも選んで間違いない証券会社です。ただ、人それぞれ合う、合わないがあります。
こんな人にオススメです。
難しい事は考えたくない。
とにかく見やすい画面が良い。
楽天ポイント以外はいらない。
IPO投資をしたい。
1株投資で色々な株を買ってみたい。
王道の投資信託を積立てるだけの利用なら両者にさほどの違いはないけど、操作性を考えると楽天証券がオススメ!
個別株投資やIPOなど投資をより楽しみたいならSBI証券がオススメ!
ただし、高度な投資をしてもリターンが上がる訳ではないから注意してね💦
口座開設数
SBI証券はグループ全体で1100万口座を有しておりネット証券1位。
対する楽天証券も1000万口座と、どっちも高評価!
口座開設数 | 1,100万口座 | 1,200万口座 |
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
どっちも人気って事!
投資信託の豊富さ
もっとも投資するであろう投資信託はほぼ同数!
これも大差なくて引き分け!
投資信託 本数 | 2,556本 | 2,576本 |
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
低コストで優良な商品が十分揃ってるよ♪
操作性・見やすさ
アプリ | iSPEED | SBI証券 株アプリ SBI証券 米国アプリ かんたん積立アプリ |
サイトの見やすさ | 最高 | (アプリを使わないと見づらい) | 分かり辛い
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
楽天証券の場合は、一般的なユーザーであればアプリさえ使う必要がないくらいwebサイトが見やすく作られてます。
アプリを使い際にも、楽天なら1つで済むのも高ポイント!
SBI証券の場合は用途によってアプリを使い分けるのが少し面倒だね…
クレカ積立
クレカ積立とは、投資信託の積立をクレジット決済する事で、投資しながらポイントを貰えるというとってもお得な制度です。
ただしそれぞれの条件が少し複雑なので簡単に整理します。
代行手数料が年率0.4%(税込)以上の商品だと付与率が上がる。
※代行手数料は投資信託の信託報酬のうち販売会社に支払われる手数料の事。
クレカの年間利用額によって還元率が変わる。
(利用額に投信積立は含まれない。)
つまりSBI証券の場合、最低でも10万円は三井住友カードで買い物しないと積立による還元率がゼロってことか…
ちなみに楽天証券の「代行手数料4%以上の商品」=「ボッタくりゴミ商品」だと個人的に思ってる!
まず、オススメしないのでクレカ還元率は4%未満の方で考えてね
使えるカード | 楽天カード | 三井住友カード |
付与ポイント | 楽天ポイント | Vポイント |
投信積立 還元率 | プラチナ (年会費 11,000円) 1.0% ゴールド (年会費2,200円) 代行手数料4%以上 1.0% 代行手数料4%未満 0.75% ノーマル (年会費0円) 代行手数料4%以上 1.0% 代行手数料4%未満 0.75% | プラチナ (年会費 55,000円) 投信積立を除く年間利用額が 500万円以上 3.0% 300万円以上 2.0% 300万円未満 1.0% ゴールド (※年会費5,500円) 100万円以上 1.0% 10万円以上 0.75% 10万円未満 0.0% ノーマル (年会費0円) 10万円以上 0.5% 10万円未満 0.0% |
積立て可能額 | 100円~10万円 | 100円~10万円 |
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
三井住友カードゴールドは通常年会費が5,500円掛かかりますが、1度でも年間の利用額が100万円を超えると翌年以降の年会費が永年無料になります
SBI証券を利用するなら、ぜひ年会費無料でゴールドカードを手に入れたいね!
楽天証券はカードを利用してなくてもポイント還元があるのはイイネ♪
ポイント投資
ポイントに関して、SBI証券では様々なポイントを取り扱っているのに対し、楽天証券では楽天ポイントのみです。
対応ポイント | 楽天ポイント | Vポイント Pontaポイント |
ポイント投資の対象 | 国内株式 米国株式 バイナリーオプション | 投資信託国内株式 | 投資信託
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
多くの人にとっては投資信託と国内株式の購入に使えればそれで十分♪
一部の人を除いて差はないかな
楽天ポイントやVポイントは街中やネットショッピングでも使えるから、生活に合ったものが良いかも!
ちなみに私はポイントは全て投資に回してる!
ポイントでお金を生み出す資産を買ってさらに増やすよ🔥
投信保有ポイント
投資信託の保有残高に応じて、定期的にポイントが貰えるサービスです。
対応ポイント | (楽天プラスシリーズ) | 6銘柄原則全銘柄 |
付与ポイント | 楽天ポイント | Vポイント Pontaポイント dポイント JALポイント PayPayポイント (上記から選択) |
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
楽天プラスシリーズの内容はどれも低コストで、人気の投資先が一通り揃ってるよ!
NISAで人気のeMAXIS Slimシリーズに投資してポイントをもらうならSBI証券!
楽天証券でも内容がほぼ同じ商品があるけど、運用してる額が段違いだから長期運用するうえで安心感が違うかな…
ただし、楽天プラスシリーズも十分な額が集まってるから心配しなくても大丈夫!
投資信託の定期売却サービス
つい見落としがちなのが、投資の終わり方。
老後を迎えた時には、今まで買ってきた投資信託を少しずつ売却する段階に入ります。
それを自動でやってくれるのが定期売却サービスです。
売却の仕方は主に、「定額」と「定率」がありますが、有名なのは資産寿命が長くなる「定率売却」です。
定額 (毎月〇万円売却など) | ||
定率 (残高の〇%売却など) | ||
期間指定 最終受取月を指定して それまでに等分して売却 | ||
NISA対応 | ||
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
SBI証券も、要望の多い定率売却についてサービスを拡充する予定ではあるみたい!
参考:2023年12月15日プレスリリース
銀行との連携
特定の銀行と連携させることでより便利になります。
連携可能な銀行 | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 | SBI新生銀行 |
自動入出金 | 対応 | 対応 | 自動入金 | 自動出金と投信積立で
普通金利優遇 | 年0.10% | 年0.02% | 年0.10% |
他行あて振込手数料 無料回数 | 0~ | 3回2~20回 | 50回 |
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
楽天証券では「マネーブリッジ」を使えば自動で証券口座へ移動させ、金融商品を購入できます。
一方でSBI証券では一度、住信SBIネット銀行の普通預金をSBIハイブリッド預金に移さないと、証券口座で利用できません。
手間が1つ少ない分、楽天証券が有利です。
毎月の積立をクレカ決済する場合は、入出金を利用する機会が少ないかも!
iDeCo
個人型確定拠出年金(iDeCo)の比較をします。
取扱い本数 | 36本 | 37本 |
eMAXIS Slimが ラインナップにある | なし | あり |
全世界株式 最低信託報酬 | 0.913% iTrust世界株式 | eMAXIS Slim 全世界株式 (除く日本) | 0.05775%以内
先進国株式 最低信託報酬 | たわらノーロード 先進国株式 | 0.09889%eMAXIS Slim 先進国株式 インデックス | 0.09889%以内
S&P500 最低信託報酬 | 楽天・S&P500 インデックス・ファンド | 0.077%0.09372%以内 eMAXIS Slim 米国株式 |
国内株式 最低信託報酬 | たわらノーロード日経225 | 0.143%eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) ニッセイ日経平均インデックスファンド | 0.143%以内
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
大きな違いは、NISAで人気のeMAXIS SlimシリーズがSBI証券にラインナップされている点です。
全世界や米国に投資しようと思った場合に、SBI証券の方が信託報酬面(手数料)で有利です。
ちなみに、NISAは楽天、イデコはSBIって使い方もできるよ!
イデコは一度設定すればほぼやる事はないから、別々にしても大きなデメリットはないね!
投資情報サービス
投資に関する情報サービスの違いは以下となってます。
投資の無料本 | ||
日経テレコン 無料サービス | ||
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
それぞれのサービスはこのような内容になっています。
特にマネー本はベストセラーも無料で読める時があるのでぜひ活用したいサービスです。
- 毎月おすすめマネー本が無料で読める
- NISA口座またはiDeCo口座を開設済ならさらに増量
- 日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧(3日分)
- 過去1年分の新聞記事検索
- 日経速報ニュースの閲覧
SBI証券ユーザーでも楽天に口座開設するだけで無料で利用できる
私はそうしてる(笑)
日本株(手数料)
日本株の取引手数料の比較は以下の通りです。
どちらも国内株式(現物・信用)売買に掛かる手数料無料化を実施しました。
日本株 | 無料 | 無料 |
外国株式(手数料)
外国株式の取り扱いに関してはSBI証券が9ヵ国であるのに対し、楽天証券は6か国となっています。
韓国株やロシア株やベトナム株に投資したいならSBI証券です。
また、米国株に取扱数もSBI証券が多いです。
外国株式の取り扱い | (米国/中国/インドネシア/ シンガポール/タイ/マレーシア) | 6ヵ国(米国/中国/韓国/ロシア/ベトナム/ インドネシア/シンガポール/タイ/マレーシア) | 9ヵ国
米国株式 取扱銘柄数 | 4,733 | 5,300以上 |
米国株 取引手数料 | (最低0米ドル~最高22米ドル) | 約定金額の0.495%(最低0米ドル~最高22米ドル) | 約定金額の0.495%
普通の人なら米国株が買えれば十分!
米国株も有名な銘柄であれば楽天証券でも買えるよ
1株から買える銘柄数
日本株は100株単位での売買が基本ですが、このサービスを使うと1株から購入する事が出来ます。
サービス名 | かぶミニ | S株 |
売買手数料 | (スプレッド0.22%) | 無料無料 |
ポイント投資 | 対応 | 対応 Vポイント ポンタポイント |
対象銘柄数 | 1,775銘柄 | 東証の全銘柄 | 約4,000銘柄
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
ある株を1株だけ買おう!と思ったら楽天だと取り扱ってなかったって事があった💦
単元未満株やるならSBIが良いよ!
オリジナル投資信託
それぞれにオリジナル投資信託がありますが、なかでもSBI証券でしか買えないSBI・Vシリーズが魅力だと思うので一部紹介します。
「手軽に配当金が欲しい!」「低コストで金投資したい!」という人には最高のファンドだと思おうよ
ただし、興味が無ければわざわざ買う必要はないかな(笑)
IPO投資
IPOとは新規公開株式の事で、株式を上場する前に手に入れて、上場と同時に売る事で高い確率で利益を出すことができる、人気の投資法です。
難しいようで、やり方さえ分かれば誰でも簡単にできます。
IPO取扱い実績 (2023年) | 61社 | 91社 |
主幹事数 (2023年) | 0社 | 21社 |
売買手数料 | 1口1票 抽選:100% | 1口1票 抽選:60% チャレンジポイント:30% SBI基準による配分:10% |
IPOのNISA活用 | ||
備考 | – | で当選率が上がる | ハズレてもチャレンジポイント
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
IPO投資って、当たれば高確率で利益が出るんだけど人気過ぎてなかなか当選しないんだよね💦
SBI証券は落選のたびにチャレンジポイントが貯まるから「いつかは当選する」というのが大きなメリットだよね☆
ロボアドバイザー
設定通りに自動で資産運用を行ってくれるロボアドバイザーは、楽天証券およびSBI証券のどちらでも利用可能です。
サービス名 | 楽ラップ | らくらく投資 | SBIラップ |
売買手数料 | 自動運用型 | 自動運用型 | 自動運用型 |
NISA対応 | |||
最低積立金額 | 月1万円 | 月100円 | 月1,000円 |
投資対象 | ETF (株、債券、金、不動産) | 投資信託 | ファンド (株、債権、不動産、金) |
税負担 自動最適化 | |||
手数料 | 固定報酬型 最大0.715% | – | AI投資コース 0.660% |
信託報酬 | 0.2702%程度 | 管理費用 0.4915%程度 (含む信託報酬) ※ファンドによって異なります。 | AI投資コース 0.1606% |
NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める 楽天証券公式ページへ | NISAを始める SBI証券公式ページへ |
そもそもロボアドバイザーは手数料そのものが高いからおススメしないよ!
自分で商品を選んで、後は放置で積立てるだけ!これで十分でしょ
有名なウェルスナビもオススメしない!
長期でやるほど、200万円以上も手数料で差が出る事も💦
結論
サービス面など含めて総合的なオススメはSBI証券です。
ただし、シンプルかつ王道のインデックス投資をする人にとってはほとんど使わないサービスかも知れません。
また、「自分で調べる事は極力したくない」人にとっては画面が分かり易い楽天証券の方が少ないストレスで投資を始められると思います。
楽天証券が向いている人
楽天証券は楽天グループのサービスと相性抜群です。
また、画面が見やすいことからPCやスマホが苦手な投資初心者に特にオススメです。
難しい事は考えたくない。
とにかく見やすい画面が良い。
楽天ポイント以外はいらない。
SBI証券が向いている人
総合力ではSBI証券がオススメです。
特に、色々な投資をやってみたい人にはSBI証券を強くオススメします。
IPO投資をしたい。
1株投資で色々な株を買いたい。
両方開設が一番オススメ
楽天証券とSBI証券の違いを比較してきましたが、両方の口座を開設してサービスを受けるのが一番オススメです。
私の場合はSBI証券でNISA口座を開設してメインで取引しつつ
楽天証券で無料のマネー本を読んでます
ただしNISA口座は1人1つしか持てないので、メイン証券会社としてどちらか一方を決めましょう。
コメント